内燃機関(レシプロ・ピストン・エンジン)ピストン検査

内燃機関(レシプロピストンエンジン)ピストン検査

🚀 検査の要点

  • 3大重要部位の統合探傷:熱ストレス・機械的負荷が極めて激しい「クラウン部」「リング溝」「ピン穴」の3エリアを1つのシステムで網羅。
  • 特殊補強材(FRM)に対応:ディーゼルエンジン等で多用される、アルミ合金ピストンクラウン上部の「セラミック・ファイバー補強部」の検査にも完全対応。
  • 干渉フリーのインテリジェント設計:ボウル部にセンサを挿入する際、底部中心の山部と物理干渉しない特殊ディスクプローブ構造を採用。最大12個の同時制御が可能です。

内燃機関ピストン 複数重要部位(クラウン・リング溝・ピン穴)全自動マルチ検査システム

自動車や大型車両の心臓部であるレシプロエンジンのピストン(主にアルミ合金製)は、爆発的な熱ストレスと往復運動による過酷な応力が集中するコンポーネントです。本システムは、部位ごとに異なる複雑な形状ノイズを完璧にクリアする専用カスタムプローブ群を開発。インライン機「ELOTEST PL600」のマルチチャンネル制御により、わずか7秒というタクトタイムでピストンの最重要部位を一網打尽にする全自動全数検査ソリューションです。

📊 システム全体性能 & 共通仕様

システム基本タクト 1個あたり 約 7 秒 (マルチ部位の同時制御・高速仕分け仕様)
適用検査周波数 中周波帯域(アルミ合金の組織変化や形状クラック検出に最適化)
適合渦流探傷装置 ELOTEST PL600 / ELOTEST PL500
※複数系統(最大12個)の異なるセンサプローブを一元的に集中制御可能。

🔬 各検査部位別の専用センサ & 検出仕様

1. ピストン・クラウン上部 ボウルの縁(セラミック・ファイバー補強部)

使用センサ 型番:MDK-1 または KD-62(非干渉設計ディスク・プローブ)
検出欠陥種類 空孔(表面・表面近傍)、ブローホール、割れ(クラック)
検出可能サイズ [割れ] 長さ0.5〜1.0mm×幅0.1mm×深さ0.2〜0.3mm
[空孔] 直径0.3mm × 深さ0.3mm
2. ピストン・リング溝の底 & 側面

使用センサ 型番:KDSシリーズプローブ(狭小溝対応カスタム)
検出欠陥種類 空孔、金属不純物(コンタミ混入)、その他の構造欠陥
検出可能サイズ 空孔サイズ:0.3 mm 以上を確実に判定
走査スピード 最大 100 mm/sec (インライン高速スキャン)
3. ピストン・ピン・ボアホール(内径穴)

使用センサ 型番:MDK-1 & HDR-17 高耐久ローターシステム
検出欠陥種類 ピン穴内面の割れ(クラック)、その他の微細欠陥
検出可能サイズ [割れ] 長さ 1 mm × 幅 0.1 mm × 深さ 0.3 mm