ローターブレード表面割れ検査

ローターブレード表面割れ検査

検査概要

  • ローターブレード表面近傍の割れをコーティングの上から検査
  • 専用治具(AMT)を用いて回転ディスク・プローブがローター表面から約0.1 mmの高さを走査
  • 適切な校正を行うことで、ローターブレード表面の湾曲を0.3 mmまで許容
  • 回転ディスク・プローブの高速回転(最大2,800 rpm)により高速検査が可能
  • 校正には標準試験片TP1のアルミ部に付加された深さ0.5 mm x 幅0.1 mmの人工欠陥を利用

センサ

  • センサ種類:回転ディスク・プローブとミニ・ローター
  • 型番:RSMT
  • 回路構成:差動式
  • 利用可能周波数:50 kHz~2.5 MHz
  • プローブ有効幅:約1.5 mm
  • ハウジング:ステンレス鋼
  • ディスクプローブ標準径:10/20/30/40/50 mm
  • ミニ・ローター回転数:最大2,800 rpm

渦流探傷装置

  • ELOTEST M3/M2V3/B300